航海士の妻になってみた

私の戦略的な夫婦生活

航海士の妻になってみた

航海士と付き合うメリット

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「聞いて〜!彼氏できたさ!」
「えー!何歳?何してる人?」
「航海士っていう仕事してる。」
「船?漁師なの?」
「漁師ではなくて〜」

航海士と付き合うと、このような説明を100万回繰り返します。


「わかりやすくいうと、ワンピースでいうナミの仕事かな。」

「へぇー珍しい仕事だねぇー」

ですよね。私もまだ航海士の仕事がわかってないですもん。彼が何してんだかさっぱりわかりません。

ただわかることは、

2ヶ月家に帰ってこない。
帰ってきた後1ヶ月はずっと家にいる。

ということ。ただそれだけです。

夫は主に貨物を運ぶ船にのっています。
船には内航船、外航船というものがあり、
内航船は国内を回る船で2.3ヶ月同じ航路を行ったり来たりします。そしてその後は1.2カ月まるまるお休み。
外航船は海外に行く船で長ければ半年船の中にいます。(ヒェ〜)詳しいことはわかりませんが、結構長いことお休みがあるのかなと思います。


私の夫は内航船勤務です。
付き合って5日後に2カ月いなくなりました。
私は元々週末婚希望で、「人と一緒に暮らすなんてムリムリ〜。」と思っていたので、
天から降ってきた賜物のように感じる夫です。ありがたやありがたや。

実際に付き合ってみて感じることは


【夫が2カ月仕事でいない時】
・自分の時間が増える。
電話やメールで面と向かっては言えない自分の思いを伝えることができる。
・手抜き料理ができる
・部屋を散らかしても怒られない
帰ってくるまでの日にちをカレンダーにカウントダウンして自分のやりたいことをやり尽くす。
・ちょっと寂しい。



【夫が1カ月家にいる時】
・毎日、料理、洗濯など家事全般をしてくれる。
・風呂や洗濯機など念入りに掃除してくれる。
・いろんなところに遊びに出かけられる。



どうですか。航海士と付き合うの最高じゃあないすか。


独身の自由さと結婚の美味しいところを全部いただけるんです。

夫がいない2ヶ月間は何をしたってバレません。だって相手は海の上。
ドフラミンゴみたいに飛んできたり、バーソロミューくまのように人を飛ばしたり、ブルックのように海の上を走ることができなければ、帰ってきません。


航海士と付き合う上で大切なのは、相手に依存しないで自分で自立して生きていけるかどうかですね。

すぐに会いたくなってしまう人にはもしかしたら向いていないのかもしれません。

 


そんな航海士ですが、
まずどこにいるんだよ。

 


航海士とどこで出会うのかはまた後日。